ジョン・ドゥ達が福神漬けに
在り付くまでのショービジネスを
ちょっとパンクにお届けしましょう。

今日はいよいよテロリスト達が番組を放映するらしい。全員がバラエティ番組用のスタジオに集められてそれぞれの出演者のイメージにあった椅子が円卓を囲んで並べられている。円卓状はターンテーブルに改造されており、固定カメラと本物と思しきリボルバー拳銃が置かれている。

君達が席に着けばドミニクがゲーミングカラーに光るド派手なマイクを握り、君達に言い放った。

「その改造リボルバーは６発中、５発はお題の書かれた旗が出る様になっています！そのお題に沿って正直にトークしてもらい、内容が面白ければシカイシンコウさんに、面白くなければジョシュアナ宇佐さんに電流が流れる仕様に成っております！ちなみに残り１発は…オタノシミでーす！」

ドミニクの宣言通り、君達の奥には電気椅子に縛り付けられて表情を強張らせているシンコウとめそめそ泣いているジョシュアナが居た。

君達の今日の仕事はカメラの前ではエンターテイナーを演じ切り、放送が止まった途端に出来る事ならテロリストであるわんぱくボーイズ倶楽部を無力化する事。ギャラリティーは命の保証と次の出演券である。